皆さん、こんにちは。
ようやく梅雨が明けたところあり、また私ども東京はまだまだ雨が降るようで、いずれにしても、皆様ご苦労様でございます。
大雨で被害にあわれた地域の皆様、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を願っております。
40年以上生きておりますが、幸いな事に一度も避難所生活というのを、おくった経験がありません。大地震等の被害経験がない、又大事件に巻き込まれた事がないというのは、それだけでも何と幸せなことなのでしょうか。
それなのに人間というのは、何と傲慢な生き物なのでしょうか。日ごろの些細な事に、カリカリしている自分が情けなく思えてきます。
近頃のニュースをザット見渡しても、秋田では母親が自分の子供を川から突き落とし、岩手では妻子ある男が母娘を殺め、昨日も又九州の方で女性の死体が捨てられていたそうですね。よくまあ次から次へこれだけ、ろくでもない事件が続くものだとあきれかえってしまいます。
こうしたらこうなる。こうなったら自分の人生は破滅する。
自分の人生をしっかりまっとうする。自分が人を殺めたら親はどれだけ嘆き悲しむだろうか。
もしも自分がそうされたら?考えただけで恐ろしく、どれだけおぞましいことか。
だから人を殺めない。だから人を大切にしたい。だから自分の生き方に責任を持って生きたい。
こんな簡単な事さえ創造する力が失われてしまったのだとしたら、なんと悲しいことでしょうか。
創造する力、他人を思いやる気持ち、すべて心の美しさにかかわること。
それもこれも美意識の欠如ではないでしょうか。
これらはなにも高価なブランド品を身につけることではありません。
着物姿の裾さばき、箸の上げ下ろし、挨拶時の手の置き場や腰の曲げ方、歩き方。これらは全て
品(しな)の美しさと言われ、その人の品格を表すものとして尊ばれてきました。
又夕焼けの美しさ、雨上がりの緑、青い波がしら、山並みの連なり、川面のきらめき、雲の流れ、星のまたたき、これらを美しいと感じる心。近頃感じていますか?
都会から忘れ去られた景色だけれど、心の眼をしっかり見開いて、もう一度見つめ直してみませんか?
夏休みは、見つめ直す絶好の機会。海へ、山へ、忘れてしまった心の風景、自然の美がいっぱいつまっている古里へ出かけてみましょう。
いつも心に美意識を、心がけ次第でやがてあなたの品(しな)、そして言葉づかいが変わってくるはずだから。
youko
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一度だけの人生、心豊かに明るく生きる。
ハロー話し方教室
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