こんにちは、皆さんお元気でいらっしゃいますか?
私は只今病気療養のため、那須塩原に来ております。
こちらはすっかり秋の気配になってしまいました。
肺に10個の影ができるほどの
ひどい肺炎だったにもかかわらず、
病院の先生のお言葉をお借りすれば、「まさに宇宙からの生還」。
これもひとえに、話し方教室の皆さんの心温まる
励ましと、入院先の先生をはじめ、看護士さん達の
温かい施しのお陰と思っております。
看護士さん達は、まさに「歩く観音様」のようでした。
私がプラス思考になれたのも、皆さん方お一人お一人の
優しさと力強い励ましのお陰とただただ感謝するばかりです。
「人は一人では生きて行けない」。
当たり前のことだけれど、今回さらに
強く、真摯に感じ入った次第です。
前回申し上げましたが、今回の病気は
やはりなるべくしてなった、私に沢山の
学びを教えるために、神様が仕組んだものだったのでしょう。
だから喜んで、病気に寄り添う事ができたのでしょう。
甘んじて受けようと、楽しむ事ができたのでしょう。
今にして思えば、病気にならなければ
私はもっと、もっと愚かで自分に甘い人間で、
身を投げ打ってでも働く病院の先生や、看護士さん達にお会いすることもなく
この世を去らなければならなかった事でしょう。
それはなんと残念な事でしょう。お会いできた事
これ一つとっても私にはこのうえない幸せでした。
幸せの形とはどんなものなのか?お恥ずかしいお話しですが、
ようやくこの歳になって、ぼんやりその輪郭が見えて参りました。
患者の患の字は心に串が刺さると書きます。
私は大学で栄養学を学んだ際、病理の先生から「だからいたわり、慈しむ心を
忘れてはなりません」。と教えていただきました。自分が患者の立場になって
初めて先生のお言葉が胸にしみわたりました。
それを日々明るい笑顔で実践されている先生と看護士さん。ほんとうに
頭が下がる思いがいたしました。笑顔がどれだけ心に響くものなのか。
どれだけ心に届くものなのか。
今回の入院で改めて笑顔の大切さを学びました。
どうぞ、皆さんも笑顔、スマイルを忘れずにね。
そしてそれぞれの「真の幸せの形」を見つけましょう。
それではごきげんよう。
youko