冬の桜を見た旅

こんばんは 本日は「冬の桜を見つけた旅」というお話しをさせていただきますね。

それはつい先日の事。その日は朝から暖かい一日でした。

今年の仕事納めも終わった主人は、

「こんな暖かくて、いい天気だから家でじっとしているのももったいないぞ。」

ということで急きょハイキングに出発いたしました。

行く先は横須賀の大楠山です。

東京から一時間とほんの少ししか離れていないのに、そこは別天地でした。

カサカサという枯葉を踏みながら私たちは三浦半島一番の高さを誇る大楠山を

目指してひたすら歩き続けました。

12月と思えぬ暖かな陽気も手伝って私たちは心地よい汗をかきながら、

初冬の里山の風景を楽しんでおりました。

ある一軒の家の前で足を止めたときのことです。

そこは広い畑が広がっていました。

そこの家のおばあちゃんが、畑で作業していました。

「こんにちは。」「御精が出ますね。」おばあちゃんはにこやかに

「今日はいいお天気でよかったね」と返事を返してくれました。

「いいところにお住まいですね」おばあちゃんはニコニコ嬉しそうです。

その時です。「上見てごらん」「?」「どこですか?」

「前、前」おばあちゃんが指差すその方向に目を向けると、

「あーっ」そうなのです。」何とそこには青い空をバックに、季節はずれの桜が一本。

それも見事な満開なのです。「えーどうして」。

おばあちゃんの話ですと、お嫁にきたときからこの桜はここにあったそうです。

そして毎年12月になると花をつけるとのことなのです。

私たちは疲れもすっかり吹き飛んで、その季節はずれの桜に見とれてしまいました。

おばあちゃんが教えてくれなかったら決して見つけることがなかった12月の桜。

親切なおばあちゃんお陰で私達の大楠山ハイキングは、

思い出深い話の花が咲く旅になりました。

まもなく今年も終わろうとしています。

残り少ない日々、どうぞ皆様お体をお大事に

youko

「ごめんなさい」は心を明るくする

こんにちは

すっかり街は冬景色になってまいりましたね。

皆様おかわりございませんか?

お陰様で私も元気で過ごさせていただいております。

先日も主人と渋谷で映画を観てまいりました。

さてお話しはその帰り道の出来事です。

表参道から乗った銀座線はすでに混んでいて、

私と主人は別々の座席に座り

私は持ってきた新聞を読み出しました。

それは赤坂駅を過ぎた時の出来事でした。

乗ってきた二人組みのサラリーマンが私の前に立ちました。

お一人の方は若くもう一人の方はその上司と思われる方でした。

上司らしき方が網棚に鞄を載せたその時です。

私の読んでいた新聞のそれもほんの端っこに

鞄の紐が「パシン」とあたりました。

たいしたことではなかったのに、音が大きかったので

つい顔をあげてしまった私にその方が大きな声で

「ごめんなさい」と言いました。

その方のほんとうにすまなさそうな目と、

それでいて実にさわやかな笑顔に私までつられて

「いいえ、どういたしまして」とにっこりほほえみながら答えました。

実はその日映画館に行く途中、渋谷の道玄坂ですれちがった若い男性とぶつかったのですが

そのときの腕の痛さと言ったら。それなのに、ああそれなのに

何も言わずにしらんふりで行かれてしまい、失望してしまった苦い経験直後だっただけに

私は何倍も嬉しく、一瞬にしてさっきの道玄坂の思い出は消えうせ、

銀座線の中に、明るい光がパアーっと満ち溢れたかの様でした。

その後も思い出さすたびに私の心を豊かにして下さる

あの時の「ごめんなさい」のひとこと。

こちらこそ心を明るくしていただき、「ありがとうございます」とお礼が言いたい気分です。

益々寒い日が続きますが、みなさんどうぞお体に気をつけて

それでは又 ごきげんよう 

youko