皆様こんばんは
お久しぶりでございます。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
こちら東京は、先ほどまで台風の影響で強い雨が降って
おりましたが、ようやく雨脚も弱って参りました。
大きな被害もなく、まずは一安心です。
本日はあいにくの雨ではありましたが、
ハロー話し方教室では、お蔭様で
総勢40人以上の参加者が集うスピーチコンテストが行われました。
参加された皆様、本当にご苦労様でございました。
お蔭様でハロー話し方教室はこの秋で、
都心開講3年を迎えることができました。
これもひとえに、受講してくださった生徒さん
お一人、お一人のお力添えあってのこと
心より御礼申し上げます。
思えばその間、何百人という生徒さんをお迎えし、
大勢の方が卒業されていかれましたが、
今でも熱心に通われている、初期の頃の生徒さんもいらっしゃり
見事上がりを克服し、素晴らしいスピーチを聞かせていただくと
体中が震えるような感動を覚えます。
又先生のもとには、当時大学生だった方が、
「就職が決まりました。先生のお陰で面接はあがらずに
受けられました」とか、
その後、仕事先で出世をされた方からは、
「今では部下何十人の前で朝礼をやっても苦にならず、
笑いまでとれるようになりました」
などの嬉しいメールが時折届き、
その度に先生は、「あー、話し方教室やってよかったよ。
これこそ醍醐味だよ」と喜んでおられます。
又近頃では、卒業された方々が、再受講だけでなく、
ボランテァとして入れ替わり立ち代り来て下さり、
お蔭様で教室はさらに、熱気を帯びて参りました。
今日もこの台風のさなか5人もの方がお手伝いに来てくださり
本当に頭が下がる思いがいたします。
この場をお借りして心から感謝する次第です。
ありがとうございます。
人前で話しをすることが苦手だった彼らが
キビキビと積極的に動き回り、
さらに仲間同士、友情を深めてゆく姿は
実にすがすがしく、
傍で見ている私までさわやかな
躍動感を感じてしまうのです。
「皆の気持ちが痛いほどよく解るんですよ」
「皆、同じ仲間、「同士」なんですよ」
「先生と仲間のお陰で悩みが克服できたんで、
少しでも恩返ししたいんですよね」
「手伝ってくれてありがとう」
そう挨拶する私に若い20代、30代の
彼らは明るい笑顔で
これらの挨拶を返してくれます。
なんと美しい言葉でしょうか。
なんと美しい心意気なのでしょうか。
この美しさは、彼らの一体どこから来るものなのでしょうか。
時折、私は自分の心に問いかける時がある。
「陽子、あんた彼らの年頃に、こんなこと言えた?」
「いいや、それどころか他人のために、
ただ働きして、それもせっかくの休日返上で
喜び勇んであんた手伝いなんかやったことある?」
心の中で私は答える。「したことない」と。
そしてこんなことも己の心に聞いてみる。
「第一、あんた50近くにもなって、こんな事明るく笑顔で
言えないでしょ」
また心の中で叫ぶ。「言えない」と。
あーあ自分の息子や、娘でもおかしくないような年頃の
若者たちに私は大いに教えられ、鍛えられる。
彼女、彼らよ。ありがとう。
おばさんは、毎回君らにガツンとやられっぱなしだよ。
いい年して恥ずかしい話、皆さんに何のお返しもできませんが
せめてこの場をお借りして御礼申し上げます。
「素晴らしき出会いは、人を動かす」
まさに皆さんは、私に大切な「宝物」を与えてくださっています。
「受けた恩は、他人に返せ」という言葉があります。
本来なら受けた恩は、その人に返すのが本当ですよね。
でも恩というのは、もっと深い意味があるのね。
例えば、あなたが足を怪我していて、電車の中で
他人から席をゆずってもらっても、普通それはもう
二度と会えない人で、その人にいつかあなたが
席をゆずってあげることはほとんど不可能だよね。
でもいつかあなたの足が治って、ある日お年を召した方が
電車に乗ってこられて、快く席をゆずってあげることは
可能でしょ。
これが「受けた恩は、他人に返せ」ということね。
それは同時にあなたが「見えない宝物」を
心に譲り受けたことになるのね。
宝物を譲り受けてお礼の言葉を言わない人は
いないでしょ。
席をゆずられたら「ありがとう」
譲ってあげるときは「よろしかったらどうぞお掛けください」
挨拶ってもしかしたら「宝物の物々交換」なのかも。
なんか近頃そんな気がする。
私は話し方教室で、
たくさんの本物の「宝物」をいただいていると
思っている。
いただくばかりで申し訳ないが、
せめてもの私のお返しは
日々自分を少しでも律して、今後も魂を磨く
すなわち精進することだと思っている。
先日比叡山延暦寺で、千日回峰
(せんにちかいほう)をされ
その後堂入り(九日間不眠不休、食事もとらず、
ただひたすら10万回お経を唱えるの。
それこそひえぇーよね。解った?この洒落)
無事終わられた方の
とても足元にも及ばないけれどね。
凡人であいかわらず
チャランポランな人間ではあるけれど
それでも、それでもね
他人のお金でゴルフを年に何百回もやったり
国家公務員でありながら女性に辱めを与えて
平気の「へ」でいられるような
腐った人間にだけは
絶対になるまいと心に誓う次第です。
「これが私の皆さんへの恩返しです。ようやく達成できました」と
いつか胸を張って言える日がくるまで
どうぞ皆さんお許しを(死ぬまで無理かも)
(おいおい、それじゃあ詐欺じゃんか)
それまで皆さん見守ってやってくださいましね。
話は変わりますが、私の尊敬する
押し花作家庄村昌子先生の押し花展が
11月3日より東京日本橋のドマーニ日本橋
(カリモク家具)ショールーム(中央通り)で
11月11日まで開催されます。
時間は午前10時より午後6時です。
(最終日は午後三時で終了)
先生は、フランスルーブル美術館にて
「印象派賞」を受賞され、
オリジナルの手法で、独創性の高い
「押し花道」を極められた
人間的にも素晴らしい方です。
お会いしたのはたった一度ですが、
私は先生から大切なことを教えていただきました。
「面倒くさいという言葉を私は捨てました」
その言葉は作品を通して私に
衝撃を与えてくれました。
その言葉はまさしく先生の強く
しなやかな人生に対する
真摯な姿勢そのものです。
作品を見ていただければ先生の
花に対する限りない優しさと
深い慈しみを十二分に感じていただけると思います。
作品から私は先生のパワーをいただいております。
今回も私は先生のパワーに触れたいと思います。
この作品展について私は先生に頼まれて
このブログに記したわけでは決してありません。
でもどうしても私は皆さんにお知らせしたくてたまりません。
おすそ分けしたくてたまりません。
これが先生の作品がもつパワーなのです。
これが「宝物」のもつ力なのです。
ぜひともお時間のある方は日本橋まで足を運んでみてください。
そして先生のパワーに触れてみてください。
先生にしか表現できない、
「押し花ワールド」をぜひとも体感していただきたい。
そう祈念して今日のブログを終了させていただきます。
本日も私の戯言にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
どうぞお体を大切に
それでは皆様ごきげんよう。
youko