先日学生時代の友人たちと久しぶりに顔を合わせた。
50歳という齢も優に超えて、世間でいうおばさんの部類の
領域に間違いなく足を踏み入れているのだが、
実に心細やかで、心優しく今思い出しても涙が出そうだ。
思えば8年前私が闘病生活を終えた時は
「退院祝い」と言って、皆で顔を合わせた。
今回は「介護ご苦労様」と銘打って私を労う会を開いてくれた。
もうそれだけで心が震えるような思いがする。
学生時代本当に彼女たちと親交を深め、友情を温め合った。
何十年たってもあの時代に瞬く間にタイムスリップできる不思議な力を
彼女たちは私に与えてくれる。
感謝の気持ちを込めて彼女たちに送ったメールの一部をここに記して
今日は終えようと思います。
こんばんは。今日は本当にありがとうございました。
皆さんの元気なお顔に久しぶりにお会いできただけで
つくづく自分はなんて幸せ者なんだろうとしみじみ感じました。
今更ながらあの大学で巡り合えたことや
皆さんに助けていただいた日々にただただ感謝です。
何十年たっても何の裏表もなく、隠し事もなく
自分の心を素直に話せる人が居ることをありがたく思います。
学生時代は若さも手伝って今よりもっともっと我儘で自分勝手だった私を
今日の様にこうして受け入れてくださっていたのだと、
改めて皆さんの心の大きさと深さに感嘆すると同時に
何年たっても心優しい、皆さんに感銘するばかりです。
子育てや家庭生活など、きっと言うに言われぬ苦労があったと思いますが、
皆さんがそれぞれ御自分の知恵と力と思いやりで
今日まで乗り切ってこられたからこそ
今日のような美しい笑顔があるのだと私は思いました。
長々と書いてしまいましたが
お礼の気持ちも込めてどうしても伝えたかったので書き連ねてしまいました。
ごめんなさいね。
どうぞお体に気を付けて 又お会いできる日を楽しみにしております。
それでは ごめんくださいませ。