人生捨てたもんじゃない 上を向いて歩こう 替え歌ヒットパレード

昨日、昭和を代表する名曲を残して下さった、

お二人の訃報にふれ思わず涙がこぼれました。

不謹慎ではありますが、その名曲を聴くうちに、

思わず替え歌が出来てしまいました。

雨続きをいいことに、畑にもいかず

「畑にもこんで、こんな歌ばっかり作って」と、どこかでぼやきが聞こそうなばかりか

天国に召されたお二人から「まあ変な歌、作って」と

お叱りのお言葉をいただきそうですが、、、。

次回また畑で頑張りますので、どうぞお許しくださいませ。

暑さボケの戯れ事と苦笑していただければ幸いです。

「上を向いて歩こう」の替え歌で「下を向いて摘まもう」

下を向いて摘まもう 野菜が食われないように

思い出す秋の日 一人ぽっちの午後

下を向いて摘まもう 人参の数 数えて

思い出す秋の日 一人ぽっちの午後

幸せは土の上に 幸せは畝の上に

下を向いて摘まもう 野菜が食われないように

這いながら摘まむ 一人ぽっちの午後

その虫は葉っぱの影に その虫は根っこの影に

下を向いて摘まもう 野菜が食われないように

這いながら摘まむ 一人ぽっちの午後

 

「恋のバカンス」の替え歌で「茄子で丸焼き」

ため息が出るよな この夏の不出来に

旨い茄子を夢見る乙女心よ

ああ金色に輝く熱い炭の上で

丸ごと焼いてみたい去年の様に

火に焼けた皮むいてほおばったあの茄子は

私だけの秘め事ため息が出ちゃう

ああ茄子の上出来は 紫の色艶

初めて収穫した 茄子で丸焼き

これはおまけです。

「恋するフォーチュンクッキー」の替え歌で「恋するフォーチュントマト」

トマトのことが好きなのに わき芽がまるで解からない

何度目かの失敗の準備 Yeah! Yeah! Yeah!

葉っぱを見れば大勢の小さな虫たちいるんだもん 地味な花は咲いてもくれない Yeah! Yeah! Yeah!

額に流れる汗拭わず頑張ったら知らぬ間に大きくなって 指先からこぼれだす 止められない今のトマト カモン カモン カモン カモン ベイビー 占ってよ 恋するフォーチュントマト 今年はそんな悪くないよHey! Hey! Hey!

うま味呼ぶには追肥忘れずに

真っ赤なフォーチュントマト 甘みを去年より良くしよう Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey!

畑も捨てたもんじゃないよね あっと驚く奇跡が起きる

トマトがドカンと収穫の予感

あなたにちゃんと食べさせたい だけど自分に自信ない

寝坊、暑さ想像つくから

Yeah! Yeah! Yeah!  形が良いトマトがいいなんてスーパーあたりは言うけど菜園はノンバンテージ いつだって旨ければ人気投票1位になる  プリーズ プリーズ プリーズ ベイビー トマトを見て  恋するフォーチュントマト その皮さぁ剥いてみよう

Hey! Hey! Hey! 先の展開神様も知らない 旨いよフォーチュントマト そんなにネガティブにならずに  Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey!

畑はトマトで溢れているよ ひび割れ青みは手を掛けて  明日は明日で雨が降れと願う

カモン カモン カモン カモン ベイビー 占ってよ  恋するフォーチュントマト 今年はそんな悪くないよ  Hey! Hey! Hey! 旨み呼ぶには 追肥忘れないで

甘いよフォーチュントマト 畑を今日よりも良くしよう

Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! 人生捨てたもんじゃないよね あっと驚く奇跡が起きる

トマトがドカンと収穫の予感

本日も又蒸しますね。 どうぞご自愛のほど

福士 陽子

星に祈りを ~七人の戦士に捧ぐ~

空港のタラップから降りてきたものは、笑顔ではなく。

真っ白な布に包まれた棺だった。

がらんとした空港に並ぶ七つ棺の映像が

静かに映し出されている。

一切のアナウンスのないその映像が

ただただ悲しみだけを鮮明に浮き上がらせる。

棺に置かれる白い花束を私も一緒に捧げたい。

七人のそれぞれがこれまで歩んできた人生と、

突然奪われてしまった、これからさらに輝きを増すであったはずの

未来に思いを巡らすと、得も言われぬ慟哭に突き当たる。

本来なら任務を果たし終えた心地よい解放感と、やり遂げた誇りを胸に

このタラップを満面の笑顔と軽やかな足取りで降りるはずだった。

「はず」。

「はず」になってしまった、運命の残酷さを彼らに代わって呪いたい。

その一方ではのんきに「おなかすいたぁ」と揚げた天ぷらをつまみながら

ぼんやり画面を見て、それでも又慌ただしく夕食の支度に戻る

私の姿を彼らが見たらなんと思うだろうか?

亡くなった七人の方々に詫びたい気持ちでいっぱいになる。

思えば近年、沢山の企業戦士が海外での残虐なテロで、命を落とした。

ワールドトレードセンター然り、エジプトでの日揮の方々然り、

其の度に、怒りと悲しみとその残虐さに心が震え、打ちひしがれた。

「もう勘弁してくれ」それが本音だ。

こうしている合間にも、世界中でテロは繰り返され、

東シナ海ではきな臭い匂いが立ち込め、

ミサイル搭載機が緊急スクランブルを発信し続けている。

70数年前父と母が体験し、

子供達にはこの思いを絶対にさせまいと守り続けてきたものが

いとも簡単に崩されるのではないかと危惧する昨今である。

明日は七月七日の七夕様。

星のなってしまった七人に思いをはせ、静かなる世界を願いに懸けたいと思う。