話し方で「苦難は美」?

皆様、大変おひさしぶりでございます。
この夏はほんとうにお暑うございましたね。
暑いどころかやけどのように熱くて
痛めつけられたような日々でございました。

さて私事で大変恐縮でございますが、この夏は横浜の実家へ
連日のように、母の介護に行っておりましたために、
すっかりブログどころか、
パソコンの前からも遠ざかる日々でございました。

先日ひさしぶりにお休みをいただき、
「よし今日こそじっくりブログを書く?ぞ」
 とはりきってパソコンに向かい、
まとめて3回分、文字数にして約1万字の
文章を仕上げ、さてその一回分をワードより
ブログに添付する際、なんと私は誤って
一回分どころか、三回分全てを消してしまったのです。

ガ―ン。ワードは真っ白。私の頭も真っ白。
貴重な一日だったのに。
私の今日を返してよ。
私は私自身が情けなくて、悔しくて、すっかり気が滅入ってしまった。

真夜中の部屋で「もうパソコンなんか見たくない。
二度とブログなんか、書いてやるかぁ」と私は一人わめいていた。

さんざわめいた後で、私はハタと考えた。
「これが話し方教室で先生がいつも言われる、「ついてる。ついてる」なの?
しかし、これのどこがついてるんじゃい?」
「でももしこれがついてるのなら、まだこの文章は
未熟で、人に読んでもらえるような文章じゃないぞ。
あんたの文章はまだまだ甘い。
もっとしっかりしたものを書きなさい」と
パソコンの神様?が(こんなのいるかいな?)消しちゃったんだわ。
そうなら甘んじて受けるしかないよなぁ」

もっといい文章を書きなさいと言われて、この程度の文章じゃ
またまたパソコンの神様?に消されちゃいそうだけれど、
先日のスピーチコンテストで、私は受講生の前で
「苦難は美」という話しをさせていただきました。

「病気、事故、怪我、災害など人間何が起きるかわからない。
でも常にプラス積極思考であれば、あなたには苦難を超えられる力がある。
だから試練を与えてくださった。苦難が訪れたら生き方を改めよということなのだ」

ああまさに「苦難は美」ではないか。
いや待てよ。
パソコンから文章が消えたぐらいで、「苦難は美」などと言っていたら
亡くなった私の父なら何と言っただろう。

「お前、生きたくたって生きられなかった人のこと考えてみろ」
ガツンと怒られるだろうなぁ。
父だけではなかった。祖母や、母もよく口癖で
「命あっての「ものだね」だよ。生きてるだけで感謝だよ」と言っていた。
「命あってのものだね」
すなわち「生きてるだけで丸儲け」なのである。

人間は煩悩のかたまりだからね、なかなかどころか
あれもこれも手に入れたい。ああしたい。こうなりたい。
だから苦しむんだよね。だから悩むんだよね。

私なんか108の煩悩どころか、1万8000個ぐらいの
煩悩まみれで、日夜これと戦っている感じ。
でも生きるってことは、もしかしたら「己の欲と戦う」ことなのかもね。

「己の我欲を捨て、他人の欲を愛せ。それが一番の向上である」

話し方が上手くなりたい。これは向上したいという気持ちの表れで
このことはすごく大切なことだと思うし、人間向上心が無くなったら人間じゃないと思う。

でも「己だけが上手くなればいい」という考えであれば,
それはただの「我欲」でしかないよね。勝手に一人で鏡に向かって話してればいいよね。

話し方教室が何ゆえ教室なのか?
すなわちなぜたくさんの人と一緒に学んでいただくか?
そこに意義があるからなのです。

他人のスピーチを聞き、共感し、また共にあがりの悩みを共有し
共にあがり克服をめざし、成長しあえたことを喜び合う。
これこそが己の我欲を捨て
すなわち共に学びあう仲間と、話し方を向上させる一番の近道なのです。

「共に共感し、共有す。どんなに傷ついても他人の中へ飛び込め」なのです。

ハロー話し方教室では、授業が終わった後懇親会があります。
正直、懇親会がわずらわしいと思われる方も中にはいらっしゃることでしょう。
実は私もその一人でした。
何を話していいのかわからず、会話に苦しんだ時期もありました。
でも、そのほんとうの意義に気づいたときから
私は懇親会が苦痛でなくなりました。

気づきを得るということは、なんと尊いことなのでしょうか。
どんなささいなことでも、
気づきは「人を成長させてくれる」ものなのですね。

ああ、よかった。あがりも、会話も苦労したけど、まだまだ
未熟だけれど、苦労した甲斐があったということよね。

これがまさに「苦難は美」ということなのかな?
でもこんなこと言うと、またあの世の父に叱られそう。
鼻先でふふんと笑われそう。
「また、偉そうに。お前はまだまだ苦労が足らん。そんな台詞、100年早い」
「はい、はい。解りましたよ。修行しますって」

「こら、返事ははい。1つでいい。第一なんだ。親に向かって、その受け答えは」
「はい。承知いたしました」
昔、子供時代こんなやりとりしょっちゅうだったなあ。
怒ってくれる人がこの世にいるって、もしかしたら幸せなことなのかもね。

「生きたくても、生きたくても、生きられなかった」
お父さん。あなたも、もっともっと「苦難は美」追求したかったんだろうな。
私の甘ちょろい人生にハラハラしどうしで、ビシバシ渇入れたかったんだろうな。

こんな唄作ったよ。聴いてね。

「旧友」
死んでいった旧い友よ 今年も暑い夏がくる
蝉時雨 夏木立 夕べの涼も懐かしい
岩清水ひと掬い 胸に雫がよみがえる
思い出に寄り添うは いつもお前の笑い顔
生きたくても 生きたくても 生きられなかった
恨み言何一つ言わずに去った奴だから
見習うと言いながら今夜も俺は愚痴がでる

死んでいった旧い友よ お前がもしも生きてたら
今の世をなんと言う なんと思う
苦しさに迷う夜はお前の笑顔に問うてみる
淋しさに咽ぶ夜は己の心に問うてみる
生きたくても 生きたくても 生きられなかった
約束は何一つカッコばかりで果たせない
俺はまだウロウロと今夜も路頭で行き詰まる

生きたくても 生きたくても 生きられなかった
死んでいった旧い友よ
お前の前で恥じかかぬ生き方をしてるか?と
未だに正せず恥を掻く

下手な歌まで読んでいただき、今日もありがとうございました。
ようやく朝晩涼しくなってまいりました。
皆様どうぞお体を大切になさって下さいませ

あまり話し方で悩まぬようになさってくださいませね。
どこかの首相のように「機能性胃腸症」などになって
「全身衰弱」で、ポッキリでは元もこもありませんから

仕事?失敗したってオーケー。
あがり?カモン。カモン。
下手な唄でも歌って今日も「ついてる。ついてる」で
笑い飛ばしていきましょう。

それでは
ごきげんよう

youko

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