青い子羊  2014年ワールド杯初戦を観戦して

 

いよいよ始まった4年に一度の祭典。

サッカーワールドカップ。

アジア予選から全試合見せていただき、

この日をワクワクして待ち望んでいた者としては

昨日の初戦は期待値が高すぎたのか?

正直がっくりする試合内容だった。

とにもかくにも覇気が感じられない。

本田選手のゴールこそあれ、

他に魅せ場がなかった。魅せて欲しいのだ。

技術だけではない、ゴールだけでもない。

ピッチの上での喰らいつくような表情を

飢えと渇きに喘ぎながらも

獲物を求める獣のようなしなやかな動きを

私は求めていた。

男たちの「チャーミングな」雄姿を、、、。

「なんか檻の中の羊の群れみたい」

後半の20分はキッチンに立って、掃除を始めてしまった。

 

今年の高校サッカーの決勝戦をテレビで見たが

はっきり言って情熱は彼らのほうが勝っていた。

単に若いだけではない。ほとばしるような情熱が

汗と混ざって全身から噴き出して見えた。

 

羊の群れの中にさらに子羊が一匹混ざっていた。

その子羊にずっと前から気になっていたことがある。

入場行進の時、彼だけが子どもと手を繋がない。

 

昨日はその場面を見そびれてしまったが

以前主人に

「皆が手を繋いでいるのに、違和感があるよ」と言ったら

「えっそうなの? それまずいだろ。」

「どうでもいいっていえばどうでもいいけど」

「でも、やっぱり気になるな」

 

彼、特有な感覚からくるものなのか?

何かほかに理由があるのか?

たまたまなのか?

はたまた私が考えすぎなのか?敏感すぎるのか?

「世界のサッカーは個を大事にするのかもしれないけれど。

日本のサッカーはやっぱり「和」じゃない?」

これって偏見なのかな?

 

子供と手を繋がないのは「別に試合に関係ないじゃない」って

言ってしまえばそれまでだけど

でも、やっぱり私は気になって仕方がなかった。

「おまえ手ぐらい繋げよ」「みんな観てるぜ」

「潔癖症って変な噂流れたら、お前こまるだろう」

「第一、子供がかわいそうだよ」「しょぼんとしてたぜ」

 

チームメイトの誰一人も気づかないのかしら?

それとも気づいても言わないのかしら?

 

「そういうことって全部、試合に出ちゃうよね?」

主人曰く。

「結局、その「人と也」が、試合に結果となって出てくるんだよな」

 

主人の予言?はピタリ。

結果は皆さんがご存知の通り。

「青い子羊ちゃん。入場行進を侮ると

痛い目にあいますよ」

おばさんはあなたの勇士ある勇姿が見たいです。

心から応援しています。

頑張れニッポン。

頼む。おばさんを泣かせてくれ。

たとえ負けても悔いのない姿を皆が望んでいる。

もちろん勝って雄たけびを聞きたいし、私もあげたい?が

それだけではない歓喜の涙をおばさんに流させてくれ。

待っているよ。子羊が本物の青い駿馬のように炸裂する瞬間を。

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